糖質制限は、低糖質、炭水化物抜き、など様々な呼び方があります。どれも糖質制限ダイエットと同じことで、糖質を抜いて痩せることを目的にしています。
糖質制限ダイエットの基本は、カロリーの摂取量は減らさない、糖質を減らすということだけです。食べる回数は今まで1日3食食べていた人なら同じように3食で、もっと回数が少なかった人はそのままでもいいでしょう。
どれくらい糖質を減らすかでレベルがあり、1日1食糖質制限をするのはプチ、1日2食糖質制限するのはスタンダード、3食全て糖質制限するのはスーパー糖質制限です。
3食全て抜く場合は、1日に摂取していい糖質の量は30gから60gです。1食当たり10gから20gまでなので、甘いものや主食以外にも野菜や調味料に使われているわずかな糖質も考えて献立を決める必要があります。

体内に吸収されてエネルギーになるのは糖質、脂質、たんぱく質ですが、この中で太る原因になるのは糖質と脂質だけです。
たんぱく質は体内で各所の栄養として使われて排出されますが、糖質と脂質は消費しきれなかったぶんは脂肪として蓄えられます。
具体的には、糖質が入ってくると血中のブドウ糖濃度が上がるので、それを下げようとして膵臓からインシュリンというホルモンが分泌されて、ブドウ糖が脂肪細胞の中に溜め込まれてしまいます。
糖質制限をすると、糖質によってブドウ糖濃度があまり上がらずにすむので、インシュリンの分泌が抑えられて脂肪細胞の中へブドウ糖が蓄えられるのを防ぐことが可能です。
これを繰り返すことで血糖値の上昇を防いで脂肪の蓄積を防いで痩せさせるのが糖質制限ダイエットのポイントです。
多少血糖値が上がったとしても、量が少なければエネルギーとして消費されるので脂肪への蓄積を防ぐことができます。

このダイエット方法が向いているのは、運動はあまりしたくない人、食べる量を減らしたくない人、ご飯やパン、麺類などの主食よりも肉や魚などのおかず系の食べ物が好きな人です。
糖質制限ダイエットで食べることができるのは、糖質が少ない肉や魚、チーズやナッツ類、その他糖質が少ない野菜です。ただし、野菜でもカボチャやイモ類は糖質の量が多いので、野菜には含めないで献立を作ったほうがいいでしょう。
肉類などはガッツリ食べられるので、もともと主食よりもおかずでお腹を満たすタイプの人には続けやすいのが糖質制限ダイエットの最大の魅力です。

間違った糖質制限ダイエットとは

糖質制限ダイエットの注意点として、無理は禁物ということが挙げられます。失敗例として多いのが、糖質と一緒にカロリー制限までしてしまうことです。
確かにカロリーも制限すれば全体的な摂取量も減るので痩せるスピードははやくなりますが、これではお腹が減ってしまって満足感が得られずに嫌になってしまう可能性が高いですし、我慢できても体調を崩してしまう危険性があります。
糖質を制限するのであって、カロリーまで極端に減らしてしまわないようにするのが、最大の注意点です。情報を聞きかじって始めた人が間違いやすい点なので、注意点として気をつけておきましょう。

他には、糖質さえ入っていなければいくら食べても痩せられるという誤解も失敗につながります。確かに血糖値を上昇させない食べ方の方が痩せやすくはなりますが、大量にステーキを食べ続けるような不自然な食事が体に良いわけはありません。
極端な食べ方をしてしまうと、体重は減ったとしても腎臓や肝臓に負担がかかる可能性があります。特にたんぱく質を大量摂取すると腎臓に負担がかかって腎機能に異常が出てしまうこともあるので気をつけましょう。
なるべく糖質を減らすという意識をするだけでも糖質制限ダイエットで痩せることはできるので、極端すぎない食べ方で取り組みましょう。